伊豆大島
こころにゼロをとりもどせ

伊豆大島 釣り合宿の記録

Let My Silent Heart Empty   - Record of Fishing Camp in Izu Oshima Island -
“There should be a sense of worlds moving in unison or harmony.”

大事なのは、山脈や、人や、染色工場や、セミ時雨などからなる外の世界と、きみの中にある広い世界との間に連絡をつけること、一歩の距離をおいて並び立つ二つの世界の呼応と調和をはかることだ。

たとえば、星を見るとかして。

—————— 池澤夏樹 『スティル・ライフ』

伊豆大島 釣り合宿の記録

頭や心に靄がかかっているのを感じたら、伊豆大島へ釣り合宿に行く。
自然の中でゆっくりと呼吸をして、自然な細胞にいれかえて、 視界が澄めば感覚に精彩がよみがえる。

私たちは描き出すことでこの出来事に意義深さを与え、把握しよう。

このサイトにそれを記す。

さるびあ丸からの夕日

わたしたち About

私たちは中学や大学の繋がりの仲間。普段はITや会計の業界で働いている会社員。伊豆大島へ一緒によく行っている。 このサイトは私たちが自分でつくり、運営している。

さるびあ丸の中の三人

仕事や勉強に打ち込んで疲れていたとき、伊豆大島に釣りに行った。 鈍っていた心と頭がリセットされるような、アクがぬけるような感覚が確かにあって、帰ってからしばらく絶好調だった。 伊豆大島に一緒に行った人とこの感覚を共有できることが嬉しい。

私たちが伊豆大島で得たこの感覚は抽象的だしハイコンテクストだ。 神秘論者によって語られるようなものに捉えられてしまうかもしれない。 ただ言葉に対応させるのが難しい。 そこで、池澤夏樹の芥川賞受賞作『スティル・ライフ』の冒頭の一節を本ページのトップで引用してみた。 これを読んだとき、私たちが得た感覚がなんだったのかが詩的な表現で言葉にされていると思った。 私たちは、伊豆大島の星空の下で一緒に釣りをしながら「いま、二つの世界の呼応と調和をはかれているね」と共通言語で会話することができる。 このサイトを見てくれる多くの人とこの感覚を共有できればいい。

このサイトのタイトルである "こころにゼロをとりもどせ" 。 日々の中で意識が精彩を欠いたことにしっかりと気が付き、澄み切った洞察力や美しいものを感じたままに表現できる直感力をよみがえらせよう、という意味を込めている。

別荘計画 Villa

伊豆大島には近くて心地よい自然がある。 それは人生で一度の絶景ではないかもしれないが、東京からも行きやすく、かつ、離島ならではの海の隔たりが日常と非日常をよく切り分けてくれる。 私たちは何回も行っている大島に別荘を持って、そこを閑暇で観想的な生活の拠点にしたいと考えていた(が、not a hotel、いいな、、)。

2022年5月に作成した伊豆大島別荘プロジェクトの計画書。 作りたい欲に駆られてPowerPointで勢いのまま作成している。 粗だらけ、直すつもりもないが、当時のノリノリ具合が見てとれるので、話半分でご覧ください。
伊豆大島別荘計画スライド 1 伊豆大島別荘計画スライド 2
伊豆大島別荘計画スライド 3 伊豆大島別荘計画スライド 4
2022年7月に作成したアニメーション動画を供養いたします。 こちらも作りたい欲のまんまAfterEffectsで作成している。 AEに触れるのは初めてで、はじめのうちは使い方が全然分からず、線の長さを伸縮させるだけで一日が消えていた。 慣れてきたらAEに備わっている様々な機能を使うのが楽しくなり、伝えたいものを忘れ、機能を使う作業自体が目的になっていた。。。
伊豆大島別荘計画動画 1 伊豆大島別荘計画動画 2 伊豆大島別荘計画動画 3
伊豆大島別荘計画動画 4 伊豆大島別荘計画動画 5
別荘用に構築していた当初のサイト。
構築の途中でしたが、アクセスできます。

日記 Diary

共有したいことを日記として載せています。釣り合宿、集まり、このサイトの作成裏、読んだ本のこと、勉強したこと、作成したものなどなど。

写真 Album

釣り合宿で撮った写真を載せている。綺麗な海、森、空の写真や魚の写真、このサイトの作成裏の写真など。 写真は合宿や集まりの度に追加していきます。 カメラマン、募集してます。自分でも勉強します。

さばのスケルトンの絵

さかな

さかなよ
くやしがるおまえは
しなった竿にバネを弾く
身ぶるいのような抵抗が
むきだしの命の底力

さかなよ
こときれたおまえは

わたしと世界を仲直り
思い出した血潮の流れに
安心立命を見出そう

さかなよ
あたらしいおまえは
わたしにしずかに歌ってる
こころにゼロをとりもどし
かぎりない透明に
水を感じて

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